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京都で活動する演劇団体『空降る飴玉社』のブログ『ボルガライスは、Que buena!〜愛しの江州田梨子に捧ぐ。〜』全公演無事終演いたしました。ご来場いただいた皆様ありがとうございました!

チ・ヨ・コ・レ・イ・ト

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どうも、どうもどうも。

空降る飴玉社ブログをご覧の皆さんわんばんこ。

役者のShohei_Tokuizumiです。

私も好きな作品について、書きたいと思います。

 

いろいろ考えまして大槻ケンヂグミ・チョコレート・パイン」について書きたいと思います。

コンプレックスと歪んだ自己愛、「他の奴らとは違う」「何かすごいことがやりたい」という今でいうと中二病をこじらせたダメダメ高校生活を描いた名作です。

読んでて多くの人は胸が痛くなるはずです。

いやそこまでじゃねーよって描写も多いけど、華やかな学園生活なんて多くの人にとっては幻想で、それでも何かすげえことやってやろうという希望だけはあって。

 

全3巻なんですが、パイン編(下巻)が僕は本当に好きで。

読んだ人の中にはえっパイン編なの?って思われる方もいるかもしれません。

今回記事を書くにあたってAmazonの他の方のレビューなんか見たんですがやっぱりパイン編うーん…って感想がパラパラとあって。

グミ編、チョコ編が読んでて痛いほど分かるリアリティをもった作品なのに対して、パイン編は荒唐無稽なドタバタ劇で。

それがグミ編、チョコ編が好きな人には困惑するようであんまり評判は良くないようなんです。

 

でもねえ、やっぱ感情移入して読み進めていったら、主人公たちに報われて欲しいって思いません?

普通に考えてダメダメ高校生活どもがバンド、それもポピュラー音楽じゃなくてアングラノイズバンドで同級生どもを見返すって無理でしょう。

それでもせめて物語の中ではハチャメチャでも楽しいラストを迎えて欲しいなって。

そういう思いでパイン編を読み始めた僕は途中の展開に困惑しながらも、いやあ楽しそうでいいなあとなんか嬉しくなっちゃって。

疾走感が青春ですよね。

ぜんぜん爽やかじゃないダメダメな鬱屈した青春だけどなんか明るい気分になれるラストでした。

 

ちなみに映画化されていて、映画自体は正直微妙なんですが、エンディング曲・電気グルーヴ少年ヤング」のPVがとても良いですね。

出演している女の子たちは現代のモデル事務所に所属する普通のメイクなら普通に可愛い子達なんですが、80年代のメイクと衣装をさせるとなんだか面白い感じになってしまったと。

YOUTUBEに上がっているので見てみて下さい。

80年代の文化なんか縁もゆかりもなくて知ったこっちゃないのですが、なんか懐かしいような気分になれるPVです。

 

 

sky-candydrop.hatenablog.com