読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

BLOG

京都で活動する演劇団体『空降る飴玉社』のブログ「レターツリーが紡ぐ時を、待ち侘びて」全公演無事終演いたしました。ご来場いただいた皆様ありがとうございました!

「何味かわからない飴は食べられない」??


こんばんは、初めまして。たかつかなともうします。
普段は何色何番という劇団で脚本・演出を担当しています。
京都で12年目、地味に地道に活動しています。
時折、ほかの劇団で、衣装や制作をしています。

今回は縁あって、空降る飴玉社の制作のちょっとしたお手伝いをしております。

画像は、なにか飴玉の写真ないかなと自分のiPhoneの画像フォルダの中から見つけてきました。
お土産でもらった飴。たいへん美味しかったです。

まもなく、チケット料金1000円300円引き700円になる*早割*が終わってしまう
とのことで、ちょっとブログにお邪魔してみました。
日時変更は可能 なので、迷っている方は早割のうちのご予約をオススメします。

さて、とはいえ、迷いますよね。
約一ヶ月後の予定だし。
演劇って(正直なところ)当たりハズレがあるし。
お金も時間も必要なことですから、当たり前です。

みなさんは、演劇を見るときに、なにを重要視していますか?
非日常のワクワクドキドキが欲しい?
好きな役者さんが見たい?
登場人物に共感して涙してデトックスしたい?

いろいろあると思いますが、私は「物語」をとても重要だと思っているのだな、と数年前に気づきました。
ストーリー性、と申しましょうか。
衣装の仕事をするときも、「この役がこのシーンでこの服を選んできている理由は?どんな環境で育ってきて、どんな気持ちでこの服を着るの?」という役の物語を考えています。
普段から脚本も書くので、好みとも癖とも言えますね。


そんな私から、今回の『 So long, but 』 を見に行くかどうか迷っている方へ、私なりの見所を書いてみようと思います。

「何味かわからない飴は食べられない」
なんて方には、参考になるかもしれません。

脚本・演出の加藤さんの産みの苦しみ(※脚本)に多少付き合ってきておりまして、
2ヶ月ほどいろんな質問をしたり咀嚼したりしておりました。
脚本家の仕事はゼロをイチにすること。そこがなかなか難しいんですよね。

そして、一番「なるほど!これが描きたかったのか!」としっくりきた言葉がこちら。


"心の機械化 "私が小さい頃からあればいいのになと思ってた世界。

この言葉に、私は脚本家が描きたい物語の「ゼロがイチになった」部分を見ました。
なんせ、チラシにもしっかり書かれている言葉、【心の機械化】が理解できずにいましたので。
脚本を読んで、現象としてはわかるけど、物語としてはわからなかったんですね。
SF要素?体験したことがないし、想像もつかなかったんです、【心の機械化】という言葉からは。
脚本というのは難しくて、すべてを事細かに説明したもの書いてしまうと面白くなくなる場合もあります。
役者や演出、読者の「読解力」を試される部分なんですが。

で、しっくりきたのが、このツイッターのつぶやきを見たとき。

というのは、自分の経験と重なったんですね。(私は共感がなければ理解が難しい性質のようです)
私の場合は、「早く悟りたい」でした。
10代や20代前半の頃、年齢それなりに家族や周囲との関係性などに苦しんでいた私は、とにかく「早く悟りたい」と思っていました。
悟れば、悩んだり辛かったりということから解放されると考えていたんですね。
相手に対して「なんで私の言うことがわからへんねん!アホ!」と思ったり振舞ったりできなかった私は、
「自分が悪いんだ、自分が変わればうまくいくんだ」と思い、自分の気持ちをワガママだと捉えていました。
感じること、思ってしまうことに蓋をして、
誰にでもいつでも笑顔で優しく対応できる、
そんな悟った人になりたかったんです。
そのことを思い出して、あー、なるほど、それが起点か、としっくりきました。
(で、過去形で書いているということはなにか行き着いた答えがあるのか?それはまあ、別の話です)


重要なのは、
【心の機械化】
そのものではなくて。

【心の機械化】をしたいと思ってしまう
ということ。

そして、
【心の機械化】をしてしまった人と、
その代償。

を、描いた物語なんだな、と思います。
それが、今回の『 So long, but 』 の見所だと、私は思います。

さて、脚本がゼロからイチになりましたら、
あとは演出家と役者、スタッフがそこにいろんなものを足したり引いたり掛けたり割ったりして、
出来上がったものをお客さんにお見せするわけなんですが・・・・・・
そこは、まだまだこれから!
稽古場で熱くときに冷静に、頑張っておりますので、
ぜひともその結果を確認しに来て頂ければ幸いでございます。

というわけで、おさらいをしましょう。
まもなく、チケット料金1000円300円引き700円になる*早割*が終わってしまう
とのことで、ちょっとブログにお邪魔してみました。
日時変更は可能 なので、迷っている方は早割のうちのご予約をオススメします。

会場:人間座スタジオ
日時:2016年3月4日(金)18:30~  3月5日(土)6日(日)13:30~/18:30~
※開場は開演の30分前です



300円得をしたらハーゲンダッツのアイスとか「いつもよりちょっとリッチな甘いもの」を買いたいな、と思うたかつでした。

ではでは。