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京都で活動する演劇団体『空降る飴玉社』のブログ

🍬『So long, but』見所紹介🍬


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お疲れ様です。
脚本、演出の加藤美由です。

空降る飴玉社『So long, but』が始まってからは初めてブログを書きました。
今までラジオにもブログにもtwitterにも基本的に出現していなかったものですから、影だけあるように思えていた方が多いと思います。

真打登場ってところですかね、たはー!


さて、今回の作品について脚本・演出目線から紹介していこうと思います。
今回の作品は加藤が脚本・演出を務めて6作品目の作品です。
以前所属していた劇的集団忘却曲線で1回、座長を務めていた劇団鬼灯で3回、そして空降る飴玉社で今回含め2回行ってきた作品の完全オリジナル新作となります。

★
しかも今回の作品は初のSFを取り入れた作品です。
まず、今回の作品の一番のキーワードは"心の機械化"というワード。これが一番のキーワードでSFの要素となります。
役者さんや制作さんがブログやラジオでも何度か触れているので、もしかしたら、このブログを読んでくれている方は既に知っているワードかもしれませんね。

そう、このキーワードは『So long, but』で初めて出てくる言葉です。
あまりパッとイメージが湧かないと思います。

チラシのあらすじにも書いてあるのは、脳に機械を埋め込むということ。

この言葉から連想されるイメージを皆様それぞれが持って見てくれるといろいろな見方で今回の作品楽しめると思います。


★★
そして、今回"心の機械化"の他にも同じくらい注目してもらいたいところがあります。
それは…今回の作品の主人公である塩屋初(りそな)と西田歩(南條未基)のダブル主人公とその2人を取り巻く登場人物達の関係‼︎

まず、今回の作品は"心の機械化"をした塩屋初と初を義姉に持つ西田家の一人息子である西田歩がダブル主役であることが注目の一つです。
そう、今回は大人の女性である初、高校生のまだ大人になれていない青年歩がそれぞれ、年齢も性別も違う主人公として存在しているんです。

主人公の1人である歩は初を含めた今の西田家に嫌悪感にも似た不信感を抱いています。今回"心の機械化"を行っていた初が余命3年であるところから歩は自分の家族というものに悩みます。

私はこの歩の悩む家族という形にもぜひ注目していただきたいと考えています。


★★★
後は、先程にもあげた初と歩、2人を取り巻く登場人物達。
随時更新されているWEBサイトhttp://skycandydropcast.strikingly.com/に紹介文がございます。
ぜひ、そちらにも足をお運びくださいませ‼︎

今回は6人キャスト。それぞれが何かしらの形で2人と繋がっています。
そして、今回のキャストの見所はtwitterでキャスト募集で集まってくれた俳優と加藤と共に芝居を以前からしてきた俳優と半分ずつで構成されているということ‼︎

りそな、ピンク地底人5号、松永将典は加藤と古くからの付き合いである俳優達。
そして、南條未基、Shohei_Tokuizumi、冨田麻依は今回twitterでのキャスト募集で集まってくれた新しい俳優達。
全くの新しいメンバーで挑む今回の作品は、加藤自身も想像もしないところから持ってくる俳優達のアイデアも詰め込まれています。
自分とは違う解釈、違ったアイデア、それが一つの作品になっていく、演劇の醍醐味を日々感じています。
そんな個性豊かなキャスト陣にもぜひぜひ注目です‼︎


さて、そろそろ今回はお開きにしようかなと思います。
もし気になる方がいらっしゃいましたら、ぜひサイトにもお越しくださいませ〜!

あ、そうだ因みに加藤が好きな物語は芥川龍之介の『河童』といしいしんじの『トリツカレ男』、吉本ばななの『キッチン』です‼︎
ではでは、



空降る飴玉社『So long, but』
3月4〜6日、人間座スタジオにて公演いたします。
よろしければ、ご興味いただければと思います。

ー捨てたい、でも捨てたくない、きっと今も枯れずに、機械の中で息を潜めている。ー


脚本・演出:加藤美由