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京都で活動する演劇団体『空降る飴玉社』のブログ「レターツリーが紡ぐ時を、待ち侘びて」全公演無事終演いたしました。ご来場いただいた皆様ありがとうございました!

先生とお茶してきました

こんばんわ、空降る飴玉社の加藤です。
この間の三連休、地元に帰り、恩師の一人とお茶をしてきました。

自分が書く脚本にはたくさんの先生と呼ばれる人たちが登場します。
小説家の先生や、担任の先生など……。
『河童』『EACH WAYS』『So long, but』『レターツリーが紡ぐ時を、待ち侘びて』には職種も性格も役割も全然形は違いますが、個性豊かな先生が登場しました。

私は高校時代三人の先生に大変お世話になりました。全員教師です。
そのうちの一人の先生とつい先日6年振りにゆっくりと話をしました。
地元の新しく出来たケーキ屋でお茶をしたのですが、話していて何故か懐かしいという感覚は無くて、もしかしてこれは自分が全く成長していないからなのか?と考えたのですが、よくよく感がえれば、その先生とは直接6年振りに顔を合わせてゆっくりと話をしましたが、顔自体は3年前にも合しているし、話はよく電話をしていたので、軽く久しいという気持ちでお会いしました。
それでも、6年振りに顔を合わせてゆっくりと話をすれば、やはり懐かしいと思う部分は多くて、6年前も先生にたくさんの話をして、たくさん相談に乗ってもらっていたなあと思いました。実は、大学入学するのもこの先生に相談をしていて、その時、先生に背中を押してもらったから今があると言っても過言ではありません。もう6年も経つのかとありきたりな感想ではあるけれど、実感をしました。まだまだ、発展途中だから、懐かしいよりももっと人生の切り抜きをした芝居をつくっていきたいという気持ちの方が何倍も強いので、実感は濃くはないけれども。

先生の娘さんは演劇の衣裳の仕事をしていて、先生自身も大学演劇をしていたそうで、今でも演劇をよく観に行くそうで、実はこの間の『レターツリーが紡ぐ時を、待ち侘びて』もご来場いただいていました。レターツリーの話をしつつ、次回の話もして。先生は前の私よりもたくましくなったと少しの思い出話もしました。


そこで気がついたことなのですが、先生が話す当時のことを、実は私はあまり覚えていなかったりします。いくつかの話をしていて、う~ん、そうだったような…?と私は言われて思い出したようないないような…ってことをたくさん覚えています。そうすると本当にたくさんお世話になったんだなあと思うのと、6年もほとんど会わなかった教え子とのエピソードを何年も覚えていてくれる、先生って存在はこれからの人生ではあまり現れてくれないんだろうなとも思います。
私はもう大学を卒業して、社会人になって数年が経ちます。空降る飴玉社の前に劇団鬼灯と言うところで座長をしていた頃から換算するともう5年近く組織のトップを担わせてもらっているけれど、人生を更新できているかどうかは正直分かりません。もちろん前出来なかったことが出来るようになったことはたくさんあって、自覚をすることもあるけれど、多分それが成長であって更新だと思うのですが、まだ足元がふらふらしていることが多いような気がします。
色んな事に迷う事が増えて、自分を崩さない為に割り切ることが増えたからでしょうか。そして悩むことは減りました。社会人になって学生の頃より、自分の足元を良く見るようになったからだと思います。自分の立ち位置とか、自分の役割とか、ここで体力を使っていられないとか、色々。その度に、自分の出し方や自分が分からなくなったりします。自分を理解しようとか、自分を出して行こうとか考えるけれども、なかなかどうしてこれが難しいんですね。
先生の話を聞くたびにあの頃の自分はまだまだ未熟だったけれど、見てくれる人がいて、もっと自分で直球勝負してた気がします。

まあ、これからに関しては自分が努力して、勝負して、立ち回って行くしかないと思うので、ある意味で自分の発言自分の行動が全てになったことを自覚したし、ひとつひとつ踏みこんで行くしかないのですが。


地元に帰って、先生とゆっくり話が出来て、楽しかったです。まだまだ頑張れそうだし、また背中を押してもらいました。
私にとって先生は、親や友達とは違う、変わった存在です。学生の頃に10代の頃に、居てくれたから、こうやって自分のやりたいことに向きあえているんだろうなって思います。自分の人生と向き合ってくれた人達だと思います。


過去にアンケートで「加藤さんは素敵な大人に恵まれたんですね。」という言葉をもらったことがあります。

当時はそうか?と思っていましたが、今は、そうだな。と思います。
こういう変化だとか、当時は気付けなかった大きさだとか、それを改めて、先生と話して気づかされました。この変化をこれからの作品に乗っけれたら面白いんだろうなと、思っています。


たくさん話が出来て、直接会う事が出来てとても素敵な時間でした。次回作も新しい気付きを持って作品に挑みたいと思います。
それでは、最近朝と夜が冷えるようになったので、季節いの変わり目の風邪にはお気を付け下さい。
それでは、おやすみなさい。



空降る飴玉社
加藤